立山WAいいちゃ

 

受賞しました

清水崇宏が、富山テレビACTクラブ賞個人の部「優秀賞」を受賞しました

写真:ACT第19回 第19回 個人賞賞状
第19回 個人賞 賞状
写真:ACT 第19回 個人賞トロフィー
第19回 個人賞 トロフィー
写真:ACT 第19回 個人賞目録
第19回 個人賞 目録
写真:ACT 池田会長より受賞
池田会長より受賞

ACTクラブ賞は「明日の富山の発展をめざして活躍している個人、又は団体を表彰・支援し、以って夢ある住みよい郷土づくりに寄与する」目的で創設されています。 今回 ”チンドンの活動を通じて、世の中に笑顔を届け地域を明るくすることで、障がい者に対する誤解や偏見をなくし、障がい者への理解を深めている” ことに対しての受賞でした。
 *清水 名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。精神の障がいを持ち、一度は人生をあきらめた自分がこのような賞をいただけることは、「生きる励み」や「自信」になります。また、他の精神障がい者の仲間の希望にもなると思っています。 これからも、いつも応援してくれる皆に感謝を忘れず、立山WAいいちゃ一座の絆で、「心の病になったって人を元気にできる!」を表現し続けていきたいと思っています。

第15回 やさしい福祉のまちづくり賞「立山WAいいちゃ一座」

写真:やさしい福祉のまちづくり賞の盾
受賞の盾
写真:第15回 やさしい福祉のまちづくり冊子表紙
第15回 冊子表紙
写真:やさしい福祉のまちづくり賞 内容
やさしい福祉のまちづくり賞 内容

総評

「やさしい福祉のまちづくり賞」は、平成9年に制定された富山県民福祉条例の趣旨の普及啓発を図ることを目的に、すべての県民が互いに支え合い、健やかで、快適な生活を営むことができるよう、バリアフリーやユ二パーサルデザインの優れた実践や取り組みなどについて表彰しているものです。なお、県内各界各層の団体等で構成された富山県民福祉推進会議が実施しています。

この表彰制度が始まって15回目、ソフト部門とハード部門、それぞれ表彰を行ってきました。これまでの受賞内容からも明らかであるように、近年は、福祉のまちづくりに関する条例やバリアフリー法の普及により、新設の建築物に関しては、バリアフリー化は一般的なものとして定着したように感じられます。
しかし、「やさしい福祉のまちづくりJ には、最新設備や近代的な建物だけでは補完できないものがあります。人が人を想う気持ちによって生み出されるサービスや取り組みなどは、目には見えない“心(遣い)"です。ハード(建物等)であっても、そこには設置者やスタッフの利用者に対するあたたかな理念や思想があります。

『立山WA いいちゃ一座』は、精神障がいを持つ座長が中心となり、「心の病になったって人を元気にすることはできるはず!」 をテーマにチンドンを通して、障がい者への偏見をなくす啓発活動を行っています。障がいを受け入れ、施設利用者など、まわりも自分たちをも元気にしている活動を評価いたしました。【表彰審査委員会 富山県民福祉推進会議】

* 私たちの活動をこのように評価していただき、本当にありがとうございました。

第9回 精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)当事者部門「清水 崇宏」

写真:リリー賞の記念撮影
受賞者、プレゼンター 萩原流行・まゆ美ご夫妻、選考委員、協賛社による記念撮影
写真:リリー賞の盾
リリー賞 盾

精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)は、精神保健福祉に関して長年にわたり、医療、福祉に従事し、地道なご苦労を重ねられている方々や、困難な状況を克服して社会参加を果たされた精神障害当事者の中から、特にすぐれた活動をなさっている方を支援するための制度です。
第6回(2010年)からは、地域精神保健福祉機構(コンボ)が事務局を担当してくださり、精神疾患当事者を対象とした賞としてリニューアルしました。

「第9回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」 
「当事者部門」「支援者部門」で、2氏2団体を表彰
~地域社会で自立に励む当事者主体の活動や、新たな社会課題への取り組みを評価~

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構・コンボ(事務局:千葉県市川市、以下「コンボ」)は、2013年3月8日(金)、ベルサール八重洲(東京都)にて、「第9回 精神障害者自立支援活動賞(通称:リリー賞)-ひとりひとりの輝くあしたへ-」の表彰式を開催し、「当事者部門」と今年新設の「支援者部門」の2部門あわせて2氏2団体の受賞者に対し、盾と副賞を授与いたしました。

【当事者部門】 清水 崇宏(しみず たかひろ)さん 〈富山県中新川郡立山町〉

リリー賞 当事者部門受賞(詳細)清水 崇宏 さん 38歳【富山県中新川郡立山町】

第9回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)受賞者【当事者部門】
「心の病になったって人を元気にすることはできるはず!」 夫婦チンドンで啓発活動
NPO法人立山WAいいちゃ サービス提供責任者 / ピアヘルパー / ピアカウンセラー

家族が友人と設立したデイサービス施設でサービス提供責任者として働きながら、夫婦チンドンのパフォーマンスで疾患の啓発活動を行っている。同じ障害をもった仲間とともに、地元の祭りや地域の行事に参加するなど、町の活性化に貢献するユニークな活動が評価された。

■ チンドンが生きていく自信を取り戻すきっかけに
23歳のとき、夜勤や仕事のプレッシャーなどが重なって 不眠、妄想などが出るように。死のうと思って山に入ったところを父親に助けられ入院。統合失調症と診断された清水さんは、まわりの人の視線に敏感になり、自分のことを何か言われているのではないかと気になって、どんどん人と関わりづらくなっていく。2004年、妻に「どうせ変な人と思われているのだったら一層のこと、正々堂々と皆に笑ってもらえばいい」と言われ、富山市の「チンドン育成講座」を受講。2005年には素人チンドンコンクールに夫婦で出場し、観客からの拍手や「元気になった」と声をかけてもらったことが「こんな自分でも人を喜ばすことができる!」と生きていく自信を取り戻すきっかけになった。

■「あんたたちのお陰で元気になったわ。」ありのままの自分が受け入れられ
退院後は10回以上転職。妻が友人とNPOを設立して2005年デイサービス施設『いい茶家(ちゃ)』を開所し、そこで念願のピアヘルパーとして働き始めた。周囲の人に自分の病気について話すまでには1年かかったが、デイサービスで地域の人々と交流しながら、彼らに楽しんでもらいたいと チンドンのイベントを企画したりするうちに自然と偏見もなくなり、現在では公民館の催しや敬老会にも呼ばれるなど、地域の人々に受け入れられている。

■ 病気とうまく付き合いながら
「睡眠時間を守り、どんな場合にストレスを受けやすいかを把握する。調子の悪いときは無理をせず休ませてもらい、医師だけでなく相談相手を何人かもっておくことも、病気とうまく付き合うために大切だと思う」と清水さん。

■「持ちつ持たれつ」の関係で
子どもから高齢者まで、障害の有無にかかわらず様々な人が集まる富山型デイサービス。その利用者や地域の人々と助け合いながら、「持ちつ持たれつ」生きるのがいいと清水さんは言う。「心の病になっても社会の役に立ち働ける環境づくりを、今後も継続していきたい」と語った。

写真:立山AWいいちゃ一座
「立山WAいいちゃ一座」
写真:受賞日の東京で
受賞日当日の東京駅で
写真:こころの元気+表紙
こころの元気+表紙

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